よくあるご相談

●ここではよくあるご相談をまとめて紹介いたします。

Q1.
給料が安く、本当にこのまま支援員を続けていいのか、先々不安になってしまう、どうしたらいいでしょうか?

給料のことで不安になるのは分かります。

そもそも、あなたは支援員になろうとしたのはどんな理由からでしょうか?
きっと、正義感の強い心優しい方だと思います。

給料を上げるためには、資格を取るのも1つですが、支援員もたくさんいますので、あなたならではの強みを生かしたオンリーワンを目指してみたらいかがしょうか?

これから先の時代、ますます支援員のお仕事が必要になります。
それだけ重責を担う仕事をやっているわけです。

オンリーワンが実現できれば、支援員の育成や執筆活動、講演なども手掛けることも可能になります。

ぜひ、この道のプロフェッショナルになってください。

そして、良い社会が実現できる一翼を担ってください。

 

Q2.
障がい者を約50人担当していますが、手が回らない、人を増やしてもくれず、心身とも疲れています。毎日が億劫でどうしたらいいでしょうか?

従来からのやり方を踏襲するだけではなく、ITツールなどを活用して働き方改革を考えてみてはいかがでしょうか?

例えば、Skypeなどを使って面談を行なう、他には、勉強会を兼ねた面談を開催するなど、こちらから出向くのではなく来てもらう。

工夫の余地はあるかと思います。

Skypeで行うことは、定期訪問より頻度を増やすことができますので、企業担当者も、受け入れてくれると思います。
いろいろ考えて見てください。

企業側があまり関わらない、指導員任せになっている。
なんとかしたいがどうしたらいいでしょうか?

よく聞くケースです。

企業はこのように思っていることが多いです。なぜ私の部署に障がい者が配属されたのかとか、普段でも忙しいのに手が回らないなど、理由はいくらでもあります。

このケースは、企業側が変われるチャンスです。

成功例としては、ある部署が障がい者を受け入れたことにより、マニアルを作成したり、コミニケーションに工夫を凝らしたりして、風通しが良くなりました。

その結果、成績が上がったケースがありました。成功例をいくつか、企業側に提示してみてはいかがでしょうか?

障がい者の支援を通じて企業側に成果があれば、あなたは相当感謝されるはずです。

頑張ってください。

Q3.
手取り足取り指導しても障がい者が覚えてくれない(やってくれない)
私は指導員に向かないのだろうか?

私が、障がい者センターを立ち上げた際、ある人から教わったことで、今でも肝に銘じていることがあります。

それは、何度も同じことを聞いてきたり、教えたことをやってくれない場合は、「まだあなたの工夫が足りない」と言うメッセージだと言われたことです。

本当に、素晴らしいメッセージをもらいました。

人間は感情の動物ですので、イラっとしてしまうこともありますが、私の場合、ちょっと待てよ、まだまだ工夫が足りないのではないかと思うようになりました。

そしたら、いろいろアイディアは浮かんでくるものです。

障がい者のためにも、あなた自身が成長するためには、是非この言葉を思い出してください。

頑張ってください。

 

Q4.
障がい者が定着しない、私に力がないのでしょうか?

障がい者の定着率は、厚労省から統計として公開されています。

入社して3ヶ月時点の定着率は、精神障がい者は69.9%、身体障がい者は77.8%、発達及び知的障がい者は85%となっています。

1年経過した時点では、精神障がい者は49.3%、身体障がい者は60.8%、知的障がい者は68%、発達障がい者は71.5%となっています。

これと比較してどうでしょうか?

またある調査機関によると、障がい者が退職した理由は、入社して間もない頃の理由と、1年経過した時点での理由では、大きく異なっています。

したがって、月日が経つにつれて支援内容を変えていかなくてはなりません。

当然、当事者だけでなく、会社の関係者の方々に対しても接し方を変えてもらわなければならないこともあります。

統計データを参考に支援していくことを、会社の関係者と合意をとりながら進めていくことをお勧めします。

 

Q5.
就労移行支援事業所やA型事業所を転々としています。
行く先々方針が馴染めず、どうしたらいいでしょうか?

就職を斡旋したり、定着支援をなされているあなた自身が、1つのところに落ち着いて働けていないと言う事ですね。

笑えない話かと思います。

厳しい言い方ですが、支援されていた障がい者の方に対して、事業所を移ることをどのように説明しているのでしょうか?

また、その障がい者の方は、あなたのことをどのように思っているでしょうか?

私は常々、指導員や支援員に対して、「障がい者フォーカス」と言っています。

障がい者のことを「第一優先に考えてあげることが大切である」と伝えています。

いろいろ支援事業所によっては方針は異なると思いますが、このことは、どの支援事業所に移っても、同じことではないでしょうか?

もし方針が邪魔になったり、馴染めなければ答えは2つです。

あなた自身が、就労移行支援事業所やA型事業所を立ち上げるか、

あるいは、実力をつけて、あなた自身が方針を決定できる人間になるか。

もう一度、障がい者と向き合っている自分自身を見つめ直し、今後のことを考えてみてください。