支援方法は無限にある!
障がい者が、何度も同じことを聞いてきたり、何度指導してもうまくいかないことがあったりします。
つい、「何度も言ってるよね」と口に出してしまいたくなったりします。
私も、外部の支援者に教えられたのですが、このように何度も聞いてきたりするのは、
「まだまだ自分の工夫が足りないと言うことを、障がい者が教えてくれている」と言うことです。
私も初めて知的障がい者と関わった時に、このように、何度も教えたことを聞いて来ても、この教えを受けてから、気持ちが変わりました。
このようにネガティブなことが頭に浮かんだ時は、
「いかんいかん、私の教えにもっと工夫が足りないんだと教えてくれているんだ」と思うようになりました。
こちらが忙しい時に同じことを何度も聞いてきたとしても、以前は、つい、イラっとしてしまいがちでしたが、これを念頭に置くようになったときに、そのように心が冷静になりました。
「もっと自分に、工夫が足りないと教えてくれている』
すると、不思議なことに、考えれば考えるほど良いアイデアが浮かんでくるものです。
支援、指導されている皆さんも、同じことが多々あるかと思いますが、そんな時はこのフレーズを頭に思い浮かべてみてください。
工夫すると言うことを考えれば考えるほど、たくさんのアイデアが出てきます。
支援者側の人格やスキルも格段にアップしてきます。
自分で限界をつくらないでください。
特に、私が言いたいのは、障がい者に対しては同じようなことを求めているのにもかかわらず、支援者が、今の状態に甘んじていて、勉強もあまりせずに、工夫をしようともしないことです。
支援員側はロールモデルと思わなければならないと私は思っています。
やはり、役割的に上に立つ方が、ロールモデル(模範)とならなければ、障がい者は、その期待に応えられないと思っています。
これは、支援者が大きく学べる機会となりますので、ぜひ、やってみてください。
今回のケースは、障がい者への支援ですが、他の対人援助職にも言えることかと思っています。
既成概念やこれまでの風習に囚われることなく、方法は無限にあるのです。
一人で浮かばない場合は、知見のある人に聞くことや専門誌を読むなど、たくさんやれることはあります。
出入りしている業者や関係者、名刺交換した人達にもメール1本で聞くことはできます。
今一度、できない言い訳を考える時間に当てるより、できる事はないかに時間を使って下さい。
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