障がい者作ボート協会設立経緯
目指すところ
代表者からのメッセージ
障がい者の支援をしている支援員やジョブコーチの皆さまは、いろいろな場面でご活躍されていることと思います。
私は、精神に障害をお持ちの方や知的に障害を抱えている方に対して、身に付けたコーチングスキルを使って接しています。
カウンセリングスキルも、カウンセラースクールに通って学びましたが、多く使っているのはコーチングスキルです。
特に、知的に障害を抱えている方はめざましく成長しています。
一般的には、知的に障害を抱えている方は、反復作業などの定型業務が向いているとか、判断を伴う作業は極力避けた方が良いと言うことを聞きますが、私の障がい者のセンターでは、社内派遣でユーザ部門側で仕事をしている上、お客様先でも直行直帰で仕事に行ったりしています。
当然、特別支援学校卒業したばかりの頃は、このような社内派遣等ができませんでしたが、コーチングで関わるようになってからできるようになりました。
質問の一例としては以下のようなものが挙げられます。
「あなたは、今の2倍仕事ができるようになったら、どんな良いことがあると思いますか?」
「働き続けて、たくさんお金がたまったら、どんなことがしてみたいですか?」
「5年後にどうなっていたいですか?」
私は、障がい者の支援をしている支援員の方やジョブコーチの方にでぜひ、コーチングを学んでほしいと思っています。
コーチングは、障がい者の方だけに役立てられるのではなく、皆さん自身に対しても恩恵が得られます。
コーチングとは、人生の羅針盤のようなものです。
船や航空機などで方位を知るために用いられる器具のことですが、皆さんの、これからの人生の道標を示すことが可能なものです。
日頃、いろいろ悩みもあれば、将来に対する不安などもあるかと思います。
なりたい姿、ありたい姿などを実現するために、何をすべきかが、具体的になる。
・自分自身や自分の持つリソースに対する理解が深まるなど。